『そんなこんなでの巻〜3』


最後の冒険はあれじゃな、MANZANAミ☆さんにお目にかかって、
サリオンさん、ジュリア・ルーナさんと合流して、
そのまま連れて行っていただいた三角山ことピラミッド。


翌日に東の国へむけて出発することになっとったので、
猛スピードで観光地めぐりと洒落こんだんじゃ。


その前に、小奇麗な副官のお陰か、ちょっとお洒落に目覚め、
バザールで服だの装備品だのを買い漁り、
わしセンス全開、渾身のトータルコーディネイトじゃ!


「何人か分からない☆」
「張子の貯金箱牛(角帽子を被っておった)」
イスラム圏の交易所に立ってそう♪」と会う人会う人に賞賛の嵐。


毎度のように、軽やかに走るお嬢さんとお坊ちゃんに先導して頂いたんじゃな。
若いサリオン殿が容赦なく女王さま方に犠牲の供物として捧げらr…、
おっと違うた。
お嬢様方のナイトとして前面にでて謎男と戦うてくれている間に
お嬢さんとわしはピラミッド発見!
…いつか、頂上まで登ってみたいもんじゃの…。


わし、交易修業と超調理特化のために、
不要と思われる全ての陸戦・陸地旅行道具を
通りすがりの陸戦修業へ向かうお客さんに押し付けておったのを
忘れておったので、赤いリボンをそこらに巻くことも忘れ、
危うくピラミッド付近で迷ったしもうたが、
両手に花状態で手を引っ張っていただいて砂漠地帯を走った走った。
採集ダイエットもかくやと思うようなダイエットじゃった……。


最後の最後で大きな冒険に連れて行ってくださってありがとうですじゃ!