2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『流離いの調理人、砂糖と塩を求めて』

参ったのう…。 参ったのう…。 わしは頭を抱えとった。 料理の売れ方が想像を超えていてなんだか微妙である。 何がどこで売れるのかよう分からん。 適当につけている値段の設定がおかしいんじゃろうか。 思わぬところで思わぬものが大売れし、思わぬところで…

『魯智深、料理を修業中』

さて、あの恐ろしい航海を終えたわしは考えた。 「新しい船が欲しいのう」 具体的にどういう船かは考えておらんのだが、 大きくて速い船が欲しい。 するとレベルをあげねばならん。 金も手にしなければならん。 船本体につける装備の事も考えるとこれまでの…

『喜望峰からの帰還 2 〜リスボン到着の巻』

さて、のちのち殿も爽やかにお仕事に戻られ、 今日は天気もよく、無差別海賊の噂も聞かんので 自力で北上するかのう。 一港一港、丁寧に上がっていけばなんとか帰れそうじゃな。 む、伝書カモメ。 『魯の旦那、そっちへ行くからお待ちなさい。 自分が安全な…

『喜望峰からの帰還 その1』

舌の根も乾かぬうちにサンジョルジュへいるわしであった。 心配してくださったのか、子分どもの痛切な悲鳴が海風に乗って ヨーロッパ近海航海中のフレの耳まで届いたのか、 のちのち殿がケープに来てくださったんじゃな。 優しい彼女は「何か素敵な動物を見…

「新たな出会いⅡ 〜そして、喜望峰へ〜」

ナイスガイな御仁と完全に別れてしまってから、救命具も僅かしか持たず、 船も買えないような場所に一人ポツンとおることに気付いてしまったわけじゃな。 「気合でアルギンを目指すかのう」と港をうろついておったら、 わしと同じ位の恰幅の陽気そうなP殿と…

「新たな出会いⅠ」

カサブランカで優秀な参謀を2人スカウトできたわい。 これで安心、先を急がねばのう。わしは早く喜望峰へ行きたいんじゃ。 喜望峰、音だけ取れば希望の峰。字だけ見れば喜びを望む峰。 こここそ我輩にふさわしき地名。漢の浪漫を感じる場所だの。 ゆるゆるせ…

「まだ見ぬ世界へ」

ふ〜。ちょいと体調を崩して小さな港で休養を取っておったのだが、 クリスマスも済んだことじゃし、そろそろ本格的にアフリカの方へ行くかのう・・・。 ヘルデルにおったので、いったん故郷アムステルダムへ戻って 勘を取り戻しつつ、心機一転再スタートじゃ! …

(大事なお知らせ) ここから先の日記は、魯智新の中の人(故人)の家族・友人等が、引き継いで更新いたします。よろしくお願いいたします。