2006-01-01から1年間の記事一覧

『冒険を終えたので』

商人さんと出会ってからは(この事をご存じなかったかもしれません。 どなたと何を話して何を話さなかったのかよく覚えていないのです)、 早く回復量の大きな料理の作れるR10にしたくて、 ほぼ誰とも交流せず、調理材料の買出し以外では 殆ど海に出なくなっ…

『冒険を終えたので』

長いこと間を空けてしまいました。 思い出す作業が辛くてしかたありません。 現実での法事や事務処理をするために、 フレの方たちの「追悼でケープまで行くけれど一緒に行かない?」という お誘いを断らざるを得ず(本当にすみませんでした)、 リアル友達の…

『冒険を終えたので』

まだ好きなSSは残っていますが、 それをアップしながら最後の心の整理をして、 そろそろ魯智深という彼の作ったキャラクターと、 交代した中の人の私との旅を終了しようと思います。 以降は現実の話になります。 そういう話題は勘弁という方もいらっしゃると…

『そんなこんなでの巻〜3』

最後の冒険はあれじゃな、MANZANAミ☆さんにお目にかかって、 サリオンさん、ジュリア・ルーナさんと合流して、 そのまま連れて行っていただいた三角山ことピラミッド。 翌日に東の国へむけて出発することになっとったので、 猛スピードで観光地めぐりと洒落…

『酒場のお嬢さん方とわしの巻』

フライデー君も随分わしの船に慣れたようで 子分を振り回しつつ、時に奇声を発して頑張っとるわい。 それを横目で眺めつつ、酒を飲み飲み……、 正確に言うと、むさい子分を片目で監視しつつ 酒を飲み飲み飲み飲みしていると、 思い出すのは酒場の妖艶なお嬢さ…

『そんなこんなでの巻〜2〜』

副官になってくれるインテリ君を探しに各港を廻っていたのじゃが、 今一つぴんと来るものがのうてな。 出立の時も近いし、どうしたもんかのと思っておったら、 「あのう……すみません……こちらが魯智深様のお船でしょうか〜」 なんじゃなんじゃ? シスター服を…

『そんなこんなでの巻』

羊や牛を捌きに捌き、乳搾りに励みに励み、 師匠から頂いたハーブソルトをせっせと使い、 我国の議長に投資という名の賄賂を贈りまくって 新たなレシピを貰い、頂き物のレシピを引っ張り出し、 ピザ・ムサカ・グラタン・ケバブ作成まで ようやくたどり着いた…

『完成!!!の巻』

見よ! 長年の悲願! 『酒』が完成じゃ!!!(ワーワーパチパチパチ!! 「これで酒が飲み放題に(感涙」 「もう陸に行かなくて済む……(滂沱」 これで長いことケーキにしか使っておらんで 邪魔だったものの、つい買えるだけ買ってしまう大量の穀物が あっと…

『子分、推理するの巻』

「船長のテントにこんなものがあったぞ」 ・誰でも出来る船大工入門 ・簡単! 陸戦用小道具 ・家庭の医学調合実録 「どう見ても買ったばかりの新品だな」 「なぜ3冊も工芸本を」 「冊数より統一感に欠けているのが怖いでやんす」 「わっしが覚えている限りで…

『酒を飲んでいたわけではないの巻』

あの日から「酒造り減量」という一石二鳥を思いつき 日々山野を駆け巡っておるのじゃ。 酒を造るのに必要な技術、それは工芸。 草だの丸太だのを拾い、工芸の技術をあげようと目論んでおるのよ。 「船長、質問でやんす」 なんじゃ? 「木材を作っているよう…

『魯智深、少々悩んでみる』

こうして行けそうな新港を幾つか廻り、 マルセイユへ戻ってきたのじゃが、そのときマルセイユにいた相当人数が フレの方々じゃったのにはびっくりしたわい。 相互が顔見知りではないようじゃったのに、 前も後ろ右も左もフレの方ばかり。 残念ながら商談に励…

『航海は中々に難しいの巻』

新港はケープほどではないが中々に遠いようで、 どれほどの糧食を持っていけば分からんかったわしは、 いつものように水だけ大量に積み込むのであった。 「喜望峰行きより酷い減量にはならないっすよね」 「や、野郎ども、命がけで魚を釣って保存するでやん…

『新たな港を求めての巻』

いつもの如くに羊の丸焼きを焼き焼き、 マルセイユでのお使い最中に伝書カモメがやってきよった。 いつも正確迅速でご苦労じゃのう。 お、EXILLION殿からじゃな。なになに。 『これから新しい港へ友と向かいますが、 魯の旦那も一つ見物に行きませんか? シ…

『話題を間違えるの巻』

昨日の話は時代に取り残された話だったはずなんじゃが、 なぜかワカメを拾っとる話になっとったな。 地中海にいる夢を見とったが、カレーに寄ってから アムステルダムに帰っておったのををすっかり忘れて 目が覚めてびっくりしたわい。 閑話休題 そんなこん…

『魯智深、時代に置いていかれる』

こうしてカレーで工芸品取引スキルを教えてもらい、 せっせと工芸品を売り、羊を焼いているわしであったが、 工芸スキルを手に入れた暁に役に立つであろうと思われる 波間に漂う何かを拾っては売る作業も始めたんじゃ。 海老が取れると嬉しいもんじゃな。 丸…

「酒造りに興味を覚えるの巻」

さて、料理も随分慣れてきたことだし、もう少し商売の幅を広げてみるかの。 …となるとやはりここは『酒』。わしには『酒』。どう考えても『酒』。 宝石とか洋服よりも酒じゃろう。 本当のところを言えば紹興酒を造りたいんじゃが、 転生を誤ってアムステルダ…

『多くの人に励まされる一日』

その後、冒険に出られたお嬢さん方とお別れし、 砂糖の買い付けに出かけつつ、なんかええ商売はないかと 大都市で依頼広告板を覗いておったら、偶然サラさんが目の前に。 以前の体調不良の時にお世話になった方なんじゃな。 再開を祝して二人で記念撮影をし…