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魯智深 戦歴を認められ、郷士に任ぜられる
アムステルダムでの仕事依頼は最近、北海方面が主流でな。
確かにあちらには海賊がゴロゴロしていて「１隻見たら３０隻はいる」と耳にしたことがあるほどじゃから、やむないとして。
目指す海賊はそんな海域、オスロ近海にいるとのこと。
食料を大量に積み込み、現地へ船を急がせ、幾度かの海賊の襲撃を跳ね除け、ようやっとオスロ襲撃艦隊を見つけたんじゃが、これがなかなか容易ではない相手。
敵帆船の二隻の動きに連携*1があり、なかなか小ずるい動きを見せ、得意の白兵戦になかなか持ち込めない*2。
やるの、こわっぱ。
じゃが、わしも最近までは砲撃の術を学んでいたんでな。相手をけん制しつつ、大きく迂回しながら、追い詰めて行き、半ば強引かつ意地の接舷。こうなったら相手は『まな板の上の鯉』のようなものじゃな。
楽々、料理してやったわい。
すると本国から爵位授与の報が入いる*3。
ほぅ、爵位とはな。
興味はないが貰えるものならもらっとくわい。
早速、本国まで死にもの狂いで戻り*4、『郷士』を位を授かる。
ふむ。
本当に貰っただけじゃな、この爵位。なんも特典がないわい*5。
